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拡散対抗措置 かくさんたいこうそうち Counter-proliferation initiative

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知恵蔵2015の解説

拡散対抗措置

大量破壊兵器の拡散に対抗する米国の軍事技術計画。大量破壊兵器の開発や製造を探知・破壊・無力化し、それによる攻撃を迎え撃つ兵器を開発し、その攻撃から生じる被害を限定する、などが具体的内容。条約や外交による大量破壊兵器の拡散防止には限界があるため、米国は拡散防止の軍事手段を持ち、また大量破壊兵器で攻撃された場合に備え、米国を防衛・対処する手段が必要、とブッシュ政権は説明する。これらは、核関連施設・軍事施設などを米国が先制攻撃する意味合いを含む。そのため、大量破壊兵器の保有国・開発国などとの軍事的緊張を高めることになり、またそれらの諸国がこれに対抗する軍拡措置を講じるなど、一層の兵器拡散を誘発し、非対称軍拡競争悪循環を招く危険がある。

(坂本義和 東京大学名誉教授 / 中村研一 北海道大学教授 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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