持越村(読み)もちこしむら

日本歴史地名大系 「持越村」の解説

持越村
もちこしむら

[現在地名]池田町持越

まつたに村の南にあり、池田を北流する足羽あすわ川両岸の山裾が狭まり、川が迂回する所の南側にある。慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図に記される「池田部子谷村」に含まれると思われるが、村名は正保郷帳に出、田方五二石余・畠方二八石余。享保六年(一七二一)の池田郷中村々明細帳の写(片山家蔵)によれば反別六町九反余(うち田三町二反余)、家数一五(本百姓九・水呑六)、牛三疋。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android