持頭(読み)もちのかしら

精選版 日本国語大辞典 「持頭」の意味・読み・例文・類語

もち‐の‐かしら【持頭】

  1. 〘 名詞 〙 江戸幕府で、将軍の弓、鉄砲をあずかり、警備に当たる持弓頭(もちゆみがしら)持筒頭(もちづつがしら)との併称。
    1. [初出の実例]「御持之頭〈略〉御番詰切候儀、御免被成候間」(出典教令類纂‐初集・三九・宝永七年(1710)四月一五日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android