指導者の被爆地訪問

共同通信ニュース用語解説 「指導者の被爆地訪問」の解説

指導者の被爆地訪問

オバマ米政権が提唱した「核兵器なき世界」の機運の高まりを受け、国連潘基文バン・キムン事務総長は2010年、現職の事務総長として初めて広島の平和記念式典参列各国要人大使の広島、長崎訪問が相次ぎ、14年にはケネディ駐日米大使が同式典に初出席した。今年4~5月の核拡散防止条約(NPT)再検討会議では日本が最終文書に世界の指導者の被爆地訪問を要請する文言を盛り込むよう提案したが、中国が「歴史を歪曲わいきょくするものだ」と反対、素案段階で削除された。会議が決裂したため最終文書は採択されなかった。(共同)

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