デジタル大辞泉
「按手」の意味・読み・例文・類語
あん‐しゅ【×按手】
キリスト教で、手を人の頭に置いて、聖霊の力が与えられるように祈ること。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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あん‐しゅ【按手】
- 〘 名詞 〙
- ① 弦楽器の弦を押さえる手。
- [初出の実例]「胸前斜抱人如レ玉、按手升降弾手煩、清歌応レ手泣且訴、宛転欲レ停二中天雲一」(出典:寛斎先生遺稿(1821)一・三絃弾)
- ② キリスト教で、手を人の頭の上に置いて祝福を与え、聖霊の力の付与を祈ること。
- [初出の実例]「我が按手(アンシュ)に由て爾が受し神の賜を復び熾(さかん)にせんことを欲しむ」(出典:引照新約全書(1880)提摩太後書)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の按手の言及
【按手礼】より
…キリスト教会が信徒を教会の重要な職務に就かせるとき,祈りとともにその人の頭に手を置き,霊的な力が与えられるようにした。これを按手と呼ぶ。プロテスタント教会では教師(正教師)の資格を与える儀式を,とくに按手礼と呼んだ。…
※「按手」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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