はさみ‐だけ【挟竹】
- 〘 名詞 〙
- ① 物をはさむために、一端を割ってある竹。
- ② 昔、衣服などを二枚の板でおおい、それを竹ではさみ、従僕などににない持たせたもの。後挟箱。〔日葡辞書(1603‐04)〕
- ③ 書物の中などにはさんで、必要な箇所の目じるしとした竹。夾
(きょうさん)の類。- [初出の実例]「今すき世俗写をするに用るはさみ竹あり。是亦夾
の遺意なるべし」(出典:牙籤考(1829頃)付録)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 