挟竹(読み)はさみだけ

精選版 日本国語大辞典 「挟竹」の意味・読み・例文・類語

はさみ‐だけ【挟竹】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 物をはさむために、一端を割ってある竹。
  3. 昔、衣服などを二枚の板でおおい、それを竹ではさみ、従僕などににない持たせたもの。後挟箱。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  4. 書物の中などにはさんで、必要な箇所の目じるしとした竹。夾(きょうさん)の類。
    1. [初出の実例]「今すき世俗写をするに用るはさみ竹あり。是亦夾遺意なるべし」(出典:牙籤考(1829頃)付録)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む