挨拶切(読み)あいさつぎれ

精選版 日本国語大辞典 「挨拶切」の意味・読み・例文・類語

あいさつ‐ぎれ【挨拶切】

  1. 〘 名詞 〙 俳諧用語発句で、「人に家を買はせて我は年忘」などのように、二つの物、あるいは他人自己とを対応させ、そこで句の意味の切れる修辞となっているもの。〔俳諧・俳諧古今抄(1730)上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む