振り込め詐欺(読み)ふりこめさぎ

共同通信ニュース用語解説 「振り込め詐欺」の解説

振り込め詐欺

電話電子メールを用いて対面することなく相手を信じ込ませ、指定した銀行口座に振り込ませるなどして、金をだまし取る犯罪。「おれおれ」「架空請求」「融資保証金」「還付金」の四つに分類される。これに「金融商品取引」「ギャンブル必勝法情報提供」「異性との交際あっせん」などを名目にした詐欺行為を含めて特殊詐欺総称で呼ばれている。(共同)

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知恵蔵 「振り込め詐欺」の解説

振り込め詐欺

オレオレ詐欺架空請求詐欺融資保証金詐欺など、銀行口座等に金を振り込ませる詐欺の総称。この犯罪には契約者が特定できないプリペイド式携帯電話が使われることが多いことから、携帯電話不正利用防止法が2005年4月に成立した。警察庁調べで06年上半期の振り込め詐欺総被害額は約117億7000万円。06年に入ってから、毎月17億円を超え続けている。警視庁は06年6月に100人グループの振り込め詐欺組織を逮捕した。この組織による被害額は約100億円に達する。

(篠崎悦子 ホームエコノミスト / 2007年)

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