挿間(読み)そうかん(その他表記)intercalate

翻訳|intercalate

岩石学辞典 「挿間」の解説

挿間

他の結晶の中に縞状に挾在する葉片状包有物をいう.この包有物は通常は結晶構造に関連して一定方向に配列する.正長石の中に斜長石が挿間しているペルト石やある種の鉱物では閃光(schiller)現象が見られる[渡辺編 : 1935].堆積岩では層理ラミナなどで他の地層との間に挟まれている場合に用いられる.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android