精選版 日本国語大辞典 「捕り縄」の意味・読み・例文・類語 とり‐なわ‥なは【捕縄・取縄】 〘 名詞 〙① 犯人の逮捕、囚人などの移送の際、その者たちをしばるために用いられた縄。ほじょう。[初出の実例]「壁に、懸たる物とては、〈略〉鼻ねじ・取縄(トリナハ)」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)四)② 太刀のさやについているひも。刀をおびるとき、腰にゆわえる。太刀の緒(お)。おびとりがわ。おびとり。[初出の実例]「人のとりなわををのれがこしへゆひつけて」(出典:狂言記・長光(1660)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例