掃出す(読み)ハキダス

デジタル大辞泉 「掃出す」の意味・読み・例文・類語

はき‐だ・す【掃(き)出す】

[動サ五(四)]ごみなどを掃いて外へ出す。「ごみを―・す」
[類語]掃く掃き清める・掃き散らす・掃き捨てる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「掃出す」の意味・読み・例文・類語

はき‐だ・す【掃出】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙
  2. ちりやごみなどを外へ掃いて出す。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「掃出せば廻って這入蝸牛」(出典:俳諧・武玉川(1750‐76)三)
  3. 不必要なものや悪いものなどを除き去る。追い出す。
    1. [初出の実例]「君は細君を掃出したなんて」(出典:家(1910‐11)〈島崎藤村〉上)
  4. 掃き始める。
    1. [初出の実例]「叩いたあと畳を掃出すものもあれば、雑巾をしぼるものもあり」(出典:ゆく年(1928‐29)〈久保田万太郎〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android