じゅさん‐きん【授産金】
- 〘 名詞 〙
- ① 授産のための資金として貸し付ける金銭。
- [初出の実例]「松江授産会社にて県庁より拝借せし授産金使用方法に就ては」(出典:朝野新聞‐明治一九年(1886)一二月二三日)
- ② 明治維新後、生活に困っている士族に対する授産の目的で、各府県に積み立てた基金。→士族授産。
- [初出の実例]「是迄に政府より授産金として士族へ貸渡されたる金額は」(出典:東京日日新聞‐明治一五年(1882)一月一一日)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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