デジタル大辞泉 「掘串」の意味・読み・例文・類語 ふくし【▽掘串】 《後世は「ふぐし」とも》上代、竹・木などで作った土を掘るへら状の道具。「籠こもよみ籠持ち―もよみ―持ち」〈万・一〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「掘串」の意味・読み・例文・類語 ふくし【掘串】 〘 名詞 〙 ( 後世は「ふぐし」とも ) 土を掘るのに用いる、竹または木で作ったへら状のもの。ほぐせ。ふぐせ。掘串〈農具便利論〉[初出の実例]「籠(こ)もよ み籠持ち 布久思(フクシ)もよ み夫君志(ブクシ)持ち この岳に 菜摘ます児」(出典:万葉集(8C後)一・一) ほぐせ【掘串】 〘 名詞 〙 =ふくし(掘串)〔和玉篇(15C後)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例