掛川神社(読み)かけがわじんじや

日本歴史地名大系 「掛川神社」の解説

掛川神社
かけがわじんじや

[現在地名]高知市薊野

薊野あぞうのの南部、小高い丘陵上に鎮座する。祭神大国主命で、素盞嗚命・稲田姫を併祀する。

古くは牛頭ごず天王と称し、寛永一八年(一六四一)二代藩主山内忠義が山内氏の旧領遠州掛川(現静岡県掛川市)の天王宮から勧請したのに始まる。同年、宮寺として国清こくせい寺が創建されている。慶安四年(一六五一)境内に忠義の発願によって三重塔が建立された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android