採物の歌(読み)トリモノノウタ

デジタル大辞泉 「採物の歌」の意味・読み・例文・類語

とりもの‐の‐うた【採(り)物の歌】

御神楽みかぐら人長にんじょう採り物を持って舞うとき、その採り物にちなんでうたわれる歌。9曲からなるが、現行さかきのみ。

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精選版 日本国語大辞典 「採物の歌」の意味・読み・例文・類語

とりもの【採物】 の 歌(うた)

  1. 採物の曲でうたう歌。採物を主題とした歌詞で、神の注意をひき、招き寄せる意味がある。
    1. [初出の実例]「とりもののうた」(出典:古今和歌集(905‐914)大歌所御歌・一〇七四・詞書)

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