掩抑(読み)えんよく

精選版 日本国語大辞典 「掩抑」の意味・読み・例文・類語

えん‐よく【掩抑】

  1. 〘 名詞 〙 物事進行や、音の調子を抑えとどめること。
    1. [初出の実例]「第五の絃の声は、もっとも掩抑せり 隴水凍り咽んで流るること得ず〈白居易〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)下)
    2. [その他の文献]〔王融‐詠琵琶詩〕

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普及版 字通 「掩抑」の読み・字形・画数・意味

【掩抑】えんよく

低くおさえる。唐・白居易〔五絃弾〕詩 第五の絃聲、最も掩抑 水(ろうすい)凍咽(とうえつ)して、れ得ず

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