掴所(読み)つかまえどころ

精選版 日本国語大辞典 「掴所」の意味・読み・例文・類語

つかまえ‐どころつかまへ‥【掴所】

  1. 〘 名詞 〙 証拠または論拠としてとらえるべき手がかり。とらえどころ。
    1. [初出の実例]「虚空法界を心の主として、くらしてゐる人は、どうもつかまへ所がない」(出典:松翁道話(1814‐46)三)
    2. 「何の掴まへ処もない話だと思って稍や失望したが」(出典:青年(1910‐11)〈森鴎外〉四)

つかみ‐どころ【掴所】

  1. 〘 名詞 〙 つかむ部分。また、物ごとを理解したり評価したりするためのてがかりになるところ。とらえどころ。
    1. [初出の実例]「瓢箪鯰(へうたんなまづ)でつかみどころのないやうな態度は」(出典東京の三十年(1917)〈田山花袋〉H書店の応接間)

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