精選版 日本国語大辞典「応接間」の解説
おうせつ‐ま【応接間】
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出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
…家具調度も接客用に吟味されたものが用いられ,部屋の形は四角だけでなく,円形,多角形,楕円形などをなす場合がある。近世の住宅が居ごこちのよさを追求したところに生じた形式ということができ,中世住宅の大きな広間と現代住宅の応接間の中間の形式であり,時代的にも両者の中間期の産物である。フランス以外の諸国の住宅でも,同様の接客室をサロンと呼ぶことがある。…
…居間での生活あるいはしつらえの自由度は,部屋の広さ,プロポーション,壁面量,開口部の位置に影響され,なかでも広さの与える影響が大きい。居間台所
[接客室]
第2次大戦後,主人のための座敷や応接間といったそれまでのいわゆる〈おもて〉としての接客空間に対する批判もあり,客は家族の日常生活の場でもてなすべきであると主張された。また戦後の狭小な住宅の中で,家族の生活を犠牲にしてまで専用の接客室を確保することは困難でもあり,接客行為は居間に内包されるようになった。…
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