精選版 日本国語大辞典 「掻玉」の意味・読み・例文・類語 かい‐だま【掻玉】 〘 名詞 〙 ( 「かきだま」の変化した語 ) 近世の子供の遊びである「ぶりぶり」に使う玉。木製の円盤状で、「ぶりぶり」に車としてついているが、取りはずして玉として打って遊ぶこともある。[初出の実例]「正月は節分、豆ぶりぶりにかいだま七草薺(なづな)」(出典:歌謡・大幣(1685)四・木やり) かき‐だま【掻玉】 〘 名詞 〙 =かいだま(掻玉)[初出の実例]「正月は節分豆ぶりぶりにかきだま、七草なづなよ、何じよ何じよ掻きよせて」(出典:歌謡・松の葉(1703)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例