提灯持(読み)チョウチンモチ

デジタル大辞泉 「提灯持」の意味・読み・例文・類語

ちょうちん‐もち〔チヤウチン‐〕【灯持(ち)】

夜道葬列などで、提灯を持って先導する役。また、その人。
ある人の手先となってその人をほめてまわること。また、その人。

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精選版 日本国語大辞典 「提灯持」の意味・読み・例文・類語

ちょうちん‐もちチャウチン‥【提灯持】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 夜道や葬列などで、提灯を持って一行先頭に立つ役。また、その人。
    1. [初出の実例]「願証寺葬送卯剋也〈略〉ちゃうちんもち四人は爰許坊主衆子共也」(出典:石山本願寺日記‐証如上人日記・天文五年(1536)五月六日)
  3. 他人の手先に使われて、その人の長所を吹聴してまわったりすること。また、それをする人。
    1. [初出の実例]「どふやら丁(テウ)ちんもちらしい」(出典洒落本・箱まくら(1822)中)

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