握符(読み)あくふ

精選版 日本国語大辞典 「握符」の意味・読み・例文・類語

あく‐ふ【握符】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「符」は天子たるべきものに降るとされる天命のしるし ) 天子の位につくこと。転じて、天子の位。
    1. [初出の実例]「朕昔為握符之尊、卿亦為和羹之佐」(出典本朝文粋(1060頃)一四・宇多院為河原左大臣没後修諷誦文〈紀在昌〉)
    2. [その他の文献]〔沈約‐斉故安陸昭王碑〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む