揺蕩い(読み)タユタイ

デジタル大辞泉 「揺蕩い」の意味・読み・例文・類語

たゆたい〔たゆたひ〕【揺蕩い/猶予い】

たゆたうこと。「梢の―」「気持ちの―」

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精選版 日本国語大辞典 「揺蕩い」の意味・読み・例文・類語

たゆたいたゆたひ【揺蕩・猶予】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「たゆたう(揺蕩)」の連用形名詞化 ) ゆらゆら動いて定まらないこと。また、気持が定まらないこと。心が動揺すること。
    1. [初出の実例]「白たへの吾が衣手に露は置きぬ妹は逢はさず猶予(たゆたひ)にして」(出典万葉集(8C後)一一・二六九〇)
    2. 「こんな時間のたゆたひを失ふことを惜んだ」(出典:山吹(1944)〈室生犀星〉)

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