損敗(読み)そんぱい

精選版 日本国語大辞典 「損敗」の意味・読み・例文・類語

そん‐ぱい【損敗】

  1. 〘 名詞 〙 物事がそこなわれること。こわれること。また、そこなうこと。
    1. [初出の実例]「何ぞ薄命を嘆じ、志気を損敗するに至らんや」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一一)
    2. [その他の文献]〔顔氏家訓‐文章〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「損敗」の読み・字形・画数・意味

【損敗】そんぱい

破損。〔顔氏家訓治家〕濟陽の江祿、書を讀みて未だ(をは)らざれば、りと雖も、必ず卷束整齊なるを待ちて、然る後(た)つことを得。故に損敗無く、人其の求め假ることを厭(いと)はず。

字通「損」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む