摩国府跡(読み)さつまこくふあと

日本歴史地名大系 「摩国府跡」の解説

摩国府跡
さつまこくふあと

[現在地名]川内市国分寺町・御陵下町

川内川右岸の標高一三メートルの洪積台地上の国分寺こくぶんじ町と御陵下ごりようした町の境にある南北方向に真っすぐ延びた道路を中軸とする六町四方の範囲が国府域とされている。江戸時代、「三国名勝図会」は国府の位置を高城たき郡高城郷下之しもの村の屋形やかたヶ原(現高城町屋形原)を「往古薩摩国の都府にて、国司館所の遺墟ならん」としていることから同所と考えられてきた。だが昭和三九年(一九六四)の発掘調査によって大小路おおしようじ(御陵下町)入来原いりきばるで倉庫と思われる柱間三間×三間のやや東西に長い総柱の礎石建物が発見されたことにより、この地に確定された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

地表近くで見られる蜃気楼(しんきろう)現象の一種。晩春から夏にかけて、よく晴れた日に熱せられた道路のアスファルト面を遠くから視線を低くして見ると、水たまりがあるように見えることがある。これは地面付近の...

逃げ水の用語解説を読む