撃刺(読み)げきし

精選版 日本国語大辞典 「撃刺」の意味・読み・例文・類語

げき‐し【撃刺】

〘名〙
① 矛(ほこ)や刀で打ち、または刺すこと。〔漢語便覧(1871)〕〔管子兵法
② 刺激すること。
※造化妙々奇談(1879‐80)〈宮崎柳条〉二編「身体、掻摩・撃剌(ゲキシ)(〈注〉イタシ)を受れば、痛を為し痒を為も」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「撃刺」の読み・字形・画数・意味

【撃刺】げきし

刺し殺す。〔独異志、中〕梧王、(はなは)だ暴にしてすことを好む。嘗(かつ)て自ら刀(たうさく)を持ち、行(みち)に人を見ては刺して之れを死(ころ)す。(も)し一日人をさざれば、則ち慘(さん)として樂しまず。

字通「撃」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android