とう‐くつタウ‥【撓屈】
- 〘 名詞 〙 ( 「とう」は「撓」の慣用音 ) しなうように曲がること。また、力を加えて、そり曲がった状態にすること。屈撓。
- [初出の実例]「猶樹木の稚嫩なる時之を撓屈すれば」(出典:明六雑誌‐八号(1874)教育談〈箕作秋坪〉)
- [その他の文献]〔北史‐子什門伝〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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「撓屈」の読み・字形・画数・意味
【撓屈】どう(だう)くつ
たわめ屈する。〔続資治通鑑、宋紀〕(太宗、淳化元年)牧守、勳
の武臣多し。貴に倨(おご)り下を陵(しの)ぐも、(王)濟未だ嘗(かつ)て撓屈せず。戍卒頗(すこ)ぶる恣暴不法、夜或いは民舍を焚(や)き盜を爲す。濟、立(たちどころ)に之れを斬る。字通「撓」の項目を見る。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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