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撓/萎 シオリ

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デジタル大辞泉の解説

しおり〔しをり〕【×撓/萎】

(ふつう「シオリ」と書く)能で、泣くようすを表現する型。手の指を伸ばしてそろえ、斜めに顔の前に上げ、面(おもて)を少しうつむかせる。
蕉風俳諧の根本理念の一。対象に対する作者の繊細な感情が、自然に余情として句にあらわれたもの。→寂(さび)細み軽み

たお〔たを〕【×撓】

山頂の道のある所。峠。〈日葡
山と山の間のくぼまった所。鞍部。〈文明本節用集〉

たわ【×撓】

[形動][文][ナリ]たわわ」に同じ。
「一歳柿などはすでに枝も―に実っている」〈蘆花思出の記
[名]
山の尾根のくぼんで低くなった所。山の鞍部(あんぶ)。たおり。
「山の―より御船を引き越して逃げ上り行(い)でましき」〈・中〉
枕などに押されてついた髪の癖。
「朝ね髪誰が手枕に―つけてけさは形見に振り越してみる」〈金葉・恋上〉

たわ‐わ【×撓】

[形動][文][ナリ]実の重さなどで木の枝などがしなうさま。たわ。「枝もに実る」

とう【撓】[漢字項目]

[音]トウ(タウ)(慣) ドウ(ダウ)(漢) [訓]たわむ たわめる みだす
たわむ。たわめる。「屈撓不撓

とお‐お〔とをを〕【×撓】

[形動ナリ]たわみ曲がるさま。たわわ。
「秋萩の枝も―におく露のけさ消えぬとも色に出でめや」〈新古今・恋一〉

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大辞林 第三版の解説

たお【撓】

峠。 「 -ヲコユル/日葡」
山の鞍部。

たわ【撓】

( 名 )
山の尾根の低くくぼんだ所。鞍部あんぶ。 「山の-より御船を引き越して逃げ上り/古事記
髪が枕などでおされて癖のつくこと。 「ただ大殿ごもりなば、御髪に-付きなむず/宇津保 蔵開中
( 形動ナリ )
たわむさま。たわわ。 「深山には嵐やいたく吹きぬらむ網代も-に紅葉つもれり/詞花

とおお【撓】

( 形動ナリ )
たわみしなうさま。たわわ。 「白橿しらかしの枝も-に雪の降れれば/万葉集 2315

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の撓/萎の言及

【竹刀】より

…竹刀の長さは普通3尺6寸(約110cm)以上3尺9寸(約118cm)以内のものを用いることになっている。もともと〈しない〉は〈しなう〉という意味から〈撓〉と書いた。〈撓〉は戦国時代の指物(さしもの)の一種である。…

※「撓/萎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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