撥ね荷(読み)ハネニ

デジタル大辞泉 「撥ね荷」の意味・読み・例文・類語

はね‐に【×撥ね荷】

荷の中からより分けて別にした荷物
打ち荷」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「撥ね荷」の意味・読み・例文・類語

はね‐に【撥荷・刎荷】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 多くのものの中から選び出して別にした荷物。
  3. 船が荒天・座礁その他の事故で危険に瀕したとき、その安全のため、積荷一部ないし全部海中に捨てること。また、その捨てられた荷物。打荷。捨荷。荷打ち
    1. [初出の実例]「俵物凡三千三百程追々はね荷仕」(出典:通航一覧(1853)二二五)

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