播磨村(読み)はりまむら

日本歴史地名大系 「播磨村」の解説

播磨村
はりまむら

[現在地名]桑名市播磨・筒尾つつお大山田おおやまだまつ

現桑名市街地の西部丘陵地および大山田川の沿岸にあり、北別所きたべつしよ村の北に位置する。東方ひがしかた村・北別所村の飛地や、西方にしかた村の枝郷おく新田に遮られて、東西二区に分れている。東は旧名を大山田新田、西は旧名播磨新田という(桑名志)

播磨新田は元和四年(一六一八)の開発であり、慶安郷帳(明大刑博蔵)には播磨村として村高が記されている。一方の大山田新田の開発は不詳であり、慶安郷帳にはみられず、元禄郷帳には「東方村枝郷大山田新田」として村高が記されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android