擦れっ枯らし(読み)スレッカラシ

デジタル大辞泉 「擦れっ枯らし」の意味・読み・例文・類語

すれっ‐からし【擦れっ枯らし】

《「すれからし」の促音添加》さまざまな経験をして、悪賢くなったり、人柄が悪くなったりしていること。また、その人。すりからし。
[類語]老獪世間擦れ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「擦れっ枯らし」の意味・読み・例文・類語

すれっ‐からし【擦枯・摩枯】

  1. 〘 名詞 〙 「すれからし(擦枯)」の変化した語。
    1. [初出の実例]「田舎歩きの食はせもの、すれッからしの旅かせぎ」(出典:人情本・春色恵の花(1836)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む