世間擦れ(読み)セケンズレ

デジタル大辞泉 「世間擦れ」の意味・読み・例文・類語

せけん‐ずれ【世間擦れ】

[名](スル)実社会で苦労した結果世間の裏に通じて悪賢くなること。「世間擦れしていない人」
[補説]文化庁が発表した「国語に関する世論調査」で、「世間を渡ってずる賢くなっている」と、「世の中の考えから外れている」の、どちらの意味だと思うかを尋ねたところ、次のような結果が出た。
 平成16年度調査平成25年度調査
世間を渡ってずる賢くなっている
本来の意味とされる)
51.4パーセント35.6パーセント
世の中の考えから外れている
(本来の意味ではない)
32.4パーセント55.2パーセント

[類語]老獪すれっからし擦れる悪知恵

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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