擦火打ち(読み)スリビウチ

デジタル大辞泉 「擦火打ち」の意味・読み・例文・類語

すりび‐うち【擦(り)火打ち】

火打ち石火打ち金を打ち合わせて火を出すこと。また、その道具

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精選版 日本国語大辞典 「擦火打ち」の意味・読み・例文・類語

すりび‐うち【擦火打・摺火打】

  1. 〘 名詞 〙 火打石と火打金を打ち合わせて火をおこすこと。また、その道具。
    1. [初出の実例]「山城〈略〉摺火打(スリビウチ)」(出典:俳諧・毛吹草(1638)四)
    2. 「ト頭に挿して居る煙管(きせる)を出し、摺火打(スリビウチ)にて莨をのむ」(出典:歌舞伎・染竹春駒(1814)大詰)

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