支用(読み)しよう

精選版 日本国語大辞典 「支用」の意味・読み・例文・類語

し‐よう【支用】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 銭や物などを用途に分けて用いること。また、支払うこと。
    1. [初出の実例]「遠辞郷国、資糧難給、専頼公俸、更無支用」(出典類聚三代格‐六・承和一一年(844)九月八日)
    2. 「其支用の方法に至ては」(出典:地方官会議日誌‐一〇・明治八年(1875)七月二日)
  3. 意味のないこと。無駄なこと。枝葉(しよう)。→なにも(何━)支用(しよう)
    1. [初出の実例]「周市も支用の事をしたぞ。先づ秦の地をこそ略せうずれ」(出典:史記抄(1477)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「支用」の読み・字形・画数・意味

【支用】しよう

払う。

字通「支」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android