放射平衡温度(読み)ほうしゃへいこうおんど

最新 地学事典 「放射平衡温度」の解説

ほうしゃへいこうおんど
放射平衡温度

radiative equilibrium temperature

放射平衡状態(日射地球放射のエネルギーが釣り合った状態)における地球表面の温度温室効果等の大気の影響は考慮しない。雲や雪氷面は日射を90%近く反射する一方,海の反射率は10%程度であり,地球全体で平均すると地球の反射率(プラネタリーアルベド)は0.3程度である。太陽定数(大気上端での日射のエネルギーフラックス)を1,367W/mとしたとき,それに釣り合う地球放射フラックスは1367×(1−0.3)/4=240W/m(4は日射を受ける地球の断面積πRと地球放射を放出する表面積4πRとの比)となり,ステファン・ボルツマンの法則から放射平衡温度は−18℃と定まる。参考文献田中博(2017) 地球大気科学,共立出版

執筆者:

参照項目:地球放射
参照項目:ステファン・ボルツマンの法則

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む