放射性炭素レザボア年代(読み)ほうしゃせいたんそレザボアねんだい

最新 地学事典 「放射性炭素レザボア年代」の解説

ほうしゃせいたんそレザボアねんだい
放射性炭素レザボア年代

radiocarbon reservoir age

放射性炭素大気中で宇宙線との相互作用によって生成される。それが速やかに酸化され,大気や海洋生物圏といった地球表層に拡散する。それぞれの炭素のレザボア(貯蔵庫)に移行する際,放射性炭素が大気のそれと濃度差が生じることで起こる年代差のこと。例えば,大気中の二酸化炭素光合成で固定する植物は,レザボア年代はゼロとして考えることができるが,海洋から採取された二枚貝の殻の放射性炭素年代測定を行う場合は,レザボア年代を補正する必要がある。一般に海洋表層ではおよそ400年のレザボア年代をもつが,場所によってその値は異なる(ローカルレザボア年代)。参考文献横山祐典(2019) 第四紀研究,Vol.58:265

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む