放射性炭素年代測定法(読み)ホウシャセイタンソネンダイソクテイホウ

デジタル大辞泉 「放射性炭素年代測定法」の意味・読み・例文・類語

ほうしゃせいたんそ‐ねんだいそくていほう〔ハウシヤセイタンソネンダイソクテイハフ〕【放射性炭素年代測定法】

炭素放射性同位体14(14C)を用いて行う考古学試料などの年代測定法。大気中に一定濃度で含まれる炭素14生物体にほぼ同濃度で取り込まれ、生物体が死ぬと、その半減期に従って減り続けるので、試料中の炭素14の量を調べると、その生物の生存年代がわかる。炭素年代測定法炭素14年代測定法炭素14法。C14法。C14年代測定法。ラジオカーボンデーティングカーボンデーティング

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山川 日本史小辞典 改訂新版 「放射性炭素年代測定法」の解説

放射性炭素年代測定法
ほうしゃせいたんそねんだいそくていほう

遺跡から発見される動物の骨や貝殻,あるいは木材などに含まれる放射性炭素14Cの濃度によって,遺物・遺跡の年代を決定する方法。アメリカのリビーによって開発され,先史時代資料の絶対年代測定法を渇望していた世界各地で急速に利用され,考古学研究の進展に多大の貢献をした。日本でも例外ではないが,半減期の年数の問題,あるいは較正年代の問題などの問題点が指摘され,とくに縄文文化の開始時期の年代については諸説がある。

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

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