政刑(読み)セイケイ

デジタル大辞泉 「政刑」の意味・読み・例文・類語

せい‐けい【政刑】

政治刑罰
われ其職を奉ずると雖も―当を失うものあり」〈染崎延房・近世紀聞〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「政刑」の意味・読み・例文・類語

せい‐けい【政刑】

  1. 〘 名詞 〙 政治と刑罰。
    1. [初出の実例]「政刑日峻、殺戮妄加」(出典:続日本紀‐宝亀元年(770)八月丙午)
    2. 「政刑のこざかしき事なく、徳をおさめて、いつともなく人心を正しくし」(出典:集義和書(1676頃)一一)
    3. [その他の文献]〔春秋左伝‐隠公一一年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「政刑」の読み・字形・画数・意味

【政刑】せいけい

政令と刑罰。〔左伝、隠十一年〕伯~穎考叔を射たる(公孫閼(あつ))を詛(そ)せしむ。君子謂ふ、刑を失へり。~にして之れを詛するも、將(は)た何のかあらんと。

字通「政」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android