救療(読み)キュウリョウ

デジタル大辞泉 「救療」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐りょう〔キウレウ〕【救療】

治療して救うこと。特に、貧困者の病傷を治療すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「救療」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐りょうキウレウ【救療】

  1. 〘 名詞 〙 治療して救うこと。特に、貧困者の病傷を治療すること。
    1. [初出の実例]「冝医薬於左右京、四畿及六道諸国、救療此類、咸得安寧、依病軽重、賜穀振恤」(出典:続日本紀‐神亀三年(726)六月辛亥)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐襄公二六年〕

く‐りょう‥レウ【救療】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ぐりょう」とも ) =きゅうりょう(救療)
    1. [初出の実例]「いかでか有待(うだい)の穢身(ゑしん)を救療(クレウ)せん」(出典:高野本平家(13C前)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「救療」の読み・字形・画数・意味

【救療】きゆうりよう(きうれう)

病気をなおす。〔北史、崔伝〕を善くし、~廣く門生にへ、多く救療せしむ。

字通「救」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android