教内(読み)キョウナイ

デジタル大辞泉 「教内」の意味・読み・例文・類語

きょう‐ない〔ケウ‐〕【教内】

禅宗で、教外きょうげ別伝不立文字ふりゅうもんじ建て前とする自宗教外と称するのに対し、経典をよりどころとする他宗をいう語。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「教内」の意味・読み・例文・類語

きょう‐ないケウ‥【教内】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。禅宗で、教外(きょうげ)別伝、不立文字(ふりゅうもんじ)を建て前とする自宗を「教外」と称するのに対して、経典によりどころを置く他宗を総称する言葉
    1. [初出の実例]「教内教外別なりと雖も、我が身の始終不可得なる事、之を以って行道の用為する事、是同じ」(出典:正法眼蔵随聞記(1235‐38)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android