デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「教尊」の解説 教尊 きょうそん ?-? 室町時代の僧。小倉宮の子。後醍醐(ごだいご)天皇5世の孫。南北朝合一後皇位継承を期待されていたが,将軍足利義教(よしのり)の猶子となり出家,真言宗勧修寺(かじゅうじ)門跡(もんぜき)となり,権(ごんの)僧正にのぼる。嘉吉(かきつ)3年(1443)禁闕(きんけつ)の変への関与をうたがわれ,隠岐(おき)(島根県)に流された。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例