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教育方法 きょういくほうほうteaching method

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

教育方法
きょういくほうほう
teaching method

教授ならびに訓練の仕方や技術の総称。教授は知識の伝達を含むので教育内容や伝達のメディアの問題と不可分で,また個別的か集団的かで条件づけられる。知識などの伝達にしても古い単純な注入-暗記の方法から,次第に段階的教授方法 (ヘルバルト学派) ,直観的方法,問答法 (ペスタロッチ開発教授法) などが発展し,第1次世界大戦後の新教育の主張では,経験,作業,目的的活動が教育方法の要素として重視された (プロジェクト法) 。そののち科学的認識能力の形成にとって経験主義教育の限界が批判され,教育方法の科学化のための実証的研究が各国で進められている。教育の過程は単なる知識の一方的伝達ではなく,学習者の習得と自発的向上の過程を伴うものであることから,教育方法上,学習者の個人差,意欲などの重視は今日では当然とされ,さらに学習者同士の相互学習,集団主義的方法も重視されるにいたった。他方,教育内容も教科書本位から豊富な補助教材を採用したり,教育用具では視聴覚用具や教育工学的機器の開発と採用に及び,教育組織上も動的な分団法をはるかに進展させた協力教授やチーム・ティーチングの方法が試みられつつある。

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