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教育病理 きょういくびょうりeducational pathology

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

教育病理
きょういくびょうり
educational pathology

教育の領域における病理的現象の総称。 1970年頃から,教育問題を社会病理として分析しようとする教育社会学の分野でおもに用いられるようになった。教育の結果生じる病理的現象としての「教育的病理」 (落ちこぼれや怠学など) と,病理的現象を生み出す教育としての「病理的教育」 (受験準備教育や偏差値体制など) に分けられるが,両者は相互に関連しあっており,単純に原因と結果に分離できるものではない。近年は,教育をはじめとする社会現象を「病理的」と判断する際の基準の曖昧さが指摘され,この用語はあまり用いられなくなった。

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