散失(読み)サンシツ

デジタル大辞泉 「散失」の意味・読み・例文・類語

さん‐しつ【散失】

[名](スル)まとまっていたものが、ばらばらになってなくなること。散逸。「貴重な書類散失してしまった」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「散失」の意味・読み・例文・類語

さん‐しつ【散失】

  1. 〘 名詞 〙 ちりうせること。ちりぢりになってなくなること。散逸。
    1. [初出の実例]「損亡之勘注、算用散失之都合、聊無其煩」(出典庭訓往来(1394‐1428頃))
    2. 「金銀田産の遺予(のこしあたふ)るものは、散失する事あるべけれども」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「散失」の読み・字形・画数・意味

【散失】さんしつ

遺失

字通「散」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android