散機(読み)さんき

精選版 日本国語大辞典 「散機」の意味・読み・例文・類語

さん‐き【散機】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。心の動揺はしずめられないが、善を修めることができる人。また、散り乱れた心で念仏を唱える人。⇔定機(じょうき)
    1. [初出の実例]「就機有二種、一者定機、二者散機也」(出典教行信証(1224)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「散機」の読み・字形・画数・意味

【散機】さんき

閑散な時。

字通「散」の項目を見る

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