じようき

普及版 字通 「じようき」の読み・字形・画数・意味

饋】じよう(じやう)き

進物食料品。〔顔氏家訓治家〕世名士、但だ仁を務め、飮饋は、僕減損し、施惠然は、妻子量し、客を狎し、黨を(しんかう)するに至る。此れ亦た家を爲(をさ)むるの蠧(きよと)(大きな弊害)なり。

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器】じよう(でう)き

おまる便器。〔唐書、文芸中、宋之問伝〕時に張易之等、烝昵(じようぢつ)せられて甚だし。之問と閻隱、~傾心媚附す。易之賦するは、盡(ことごと)く之問・隱の爲(つく)る、易之の爲にを奉ずるに至る。

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棄】じようき

すてる。

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【常】じようき

窮民に対する施給の食。

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【拯】じようき

飢えを救う。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

事典 日本の地域ブランド・名産品 「じようき」の解説

じょうき[人形・玩具]

中国地方島根県の地域ブランド。
出雲市で製作されている。古くから大社に伝わる郷土玩具で、盆の精霊流しの灯籠船。小さなコマをつけた屋形船千石船などの船に手漉き和紙を張って絵が描かれる。大社地方には適当な川がなかったため、子どもたちが蝋燭を入れて七夕の頃から盆にかけて曳いて歩く。夏の風物詩の一つである。島根県ふるさと伝統工芸品

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「じようき」の解説

じょうき

島根県出雲市大社町で生産される工芸品。車輪がついた灯ろう船で、お盆時期に子供たちが曳いて歩く。海や川に船を流すお盆行事、灯ろう流し(精霊流し)が適当な川がない同地でこの形になった。島根県ふるさと伝統工芸品。

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