敬屈(読み)ケイクツ

デジタル大辞泉 「敬屈」の意味・読み・例文・類語

けい‐くつ【敬屈/×磬屈】

腰を深く曲げて敬礼すること。磬折けいせつ。きょうくつ。
「深く―して」〈盛衰記一一

きょう‐くつ〔キヤウ‐〕【敬屈】

けいくつ(敬屈)

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精選版 日本国語大辞典 「敬屈」の意味・読み・例文・類語

けい‐くつ【敬屈・磬屈】

  1. 〘 名詞 〙 首を垂れてかしこまること。また、腰をまげて敬礼すること。磬折(けいせつ)
    1. [初出の実例]「官掌敬屈称唯退出」(出典:西宮記(969頃)一)
    2. 「最(いと)騒ぬ体(てい)にて、弓杖(ゆんづゑ)三杖ばかり歩(あゆみ)出て、立帰りて深く敬屈(ケイクツ)して」(出典源平盛衰記(14C前)一一)

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