日本歴史地名大系 「数合新田」の解説 数合新田すごうしんでん 兵庫県:宝塚市数合新田[現在地名]宝塚市上佐曾利(かみさそり)上佐曾利村の枝郷で本村東側の谷筋にある。領主は上佐曾利村と同一で郷帳でも分けられたことはない。延宝六年(一六七八)の木津(きづ)村(現猪名川町)との山論立会絵図(肥爪家文書)に「数合新田」の地名と人家がみえる。同七年検地を受けたと伝承する(天保一〇年「願書」奥家文書)。天和三年(一六八三)頃の摂津国御料私領村高帳では高三一石余。元禄四年(一六九一)には延宝検地の石高が採用されて高三三石余。ほかに本郷分数合香合(すごうこうばこ)新開八石余があった(「免状」上佐曾利自治会文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by