数珠繋(読み)じゅずつなぎ

精選版 日本国語大辞典 「数珠繋」の意味・読み・例文・類語

じゅず‐つなぎ【数珠繋】

  1. 〘 名詞 〙 数珠玉を糸で貫くように、多くのものをひとつなぎにすること。多くの人を一度につなぎ縛ること。また、そのような様子。ずずつなぎ。
    1. [初出の実例]「ころもけさ春きて布施や数珠(ジュズ)つなぎ〈日如〉」(出典:俳諧・鷹筑波(1638)一)
    2. 「数珠つなぎに成(なり)井戸のそうじする」(出典:雑俳・柳籠裏(1783‐86)四月一八日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む