精選版 日本国語大辞典 「文人擬生」の意味・読み・例文・類語 もんにん‐ぎそう‥ギサウ【文人擬生】 〘 名詞 〙 擬文章生(ぎもんじょうしょう)の通称。平安時代、大学寮の寮試を受け合格したもの。さらに式部省の省試に及第して文章生となる。擬生。[初出の実例]「御前には錦のあげばりうちて、〈略〉文人ぎ生などつきなみぬ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)吹上下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例