文明病(読み)ブンメイビョウ

精選版 日本国語大辞典 「文明病」の意味・読み・例文・類語

ぶんめい‐びょう‥ビャウ【文明病】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 物質文明が極度に発達した結果生ずる病症。ノイローゼなど。
    1. [初出の実例]「泰平の社会と人心とが、文明病に伝染せられつつあるは、争ふ可らざる事実也」(出典:大日本膨脹論(1894)〈徳富蘇峰〉征清の真意議)
  3. 性病の俗称。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む